【マクロ経済ゲーム】ナショナルエコノミーの始め方

遊び

ナショナルエコノミーというボードゲームをご存じでしょうか?
ボードゲームでありながらも現実の経済のシミュレータを目指した製品であり、ボードゲームプレイヤーの中では一定の人気を獲得している製品です。

これまでに 【無印版】、【メセナ】、【グローリー】の3作品が登場しており、それぞれの素晴らしい世界観のボードゲームです。
ここではそれぞれの世界観などを説明して行きます。

ナショナルエコノミーの統一ルール

ナショナルエコノミーについて

  • 1-4人プレイ(1人用ルールもあるんです!)
  • 1ゲーム30-45分
  • 対象年齢 12歳~

のボードゲームです。1人でもプレイできますが、やっぱり3人以上が楽しいと思いますね。
1人プレイの場合は無印版であればこちらで無料でプレイ可能だったりします!

さて、ナショナルエコノミーでプレイヤーが行うこととは、

“事業家として人々を雇い、職場を作り、製品を売って会社を運営していく”

なんだか凄く現実的ですね。

内容物

基本的に使うものは

  • お金カード :職場に労働者を派遣 or 建築資産を売却 で獲得可能。
  • 労働者カード :学校・高等学校・大学・専門学校 で増やせる。
  • 公共職場カード:毎ターン自動で追加される職場。
  • 建物カード:各バージョンでいろんなカードがある。一番の楽しみ。
  • 消費財カード:効果のないけど建築などのコストに使えるカード。

の5種類のカード。開発元のスパ帝国のコンセプトに沿っていてすごくコンパクトです。

進め方

プレイヤーひとりひとりが順番に自分の番を進めていくターン性のボードゲームです。

自分のターンが来たら労働者を職場に派遣して働かせます。
労働者ができることは大まかに分けて以下の4つ

  • カードを家計のお金と交換
  • 手札の建物を建設
  • 手札のカードを増やす
  • 学校に行って労働者を雇う

です。労働者ひとりにつきどれか一つを行うことができます。

全員の労働者が職場に働きにいったら、ラウンドの終了です。
ラウンド終了時には、自分たちの労働者に給料を支払い、それらはゲーム全体の家計になります。

これは、会社員がもらった給料を使ってスーパーやコンビニに行ってお金を使う、現代社会と似たような構造ですね。

しかし、ここでお金が足りないプレイヤーは以下の行動を取ってお金を工面しなくてはなりません。

  • 足りない場合は自身の所有する建物をその資産価値で売却。
  • まだ足りない場合は未払い賃金を足りない賃金だけ受け取る。(1$足りないときは1枚の未払い賃金を受け取るため、1$足りないだけで3$分のマイナスとなります。)

ブラック企業はそのあとにも響くみたいですね。

勝敗の決め方

全9回のラウンドが終わり、労働者に給料を支払ったらゲーム終了です。
その時点で所持している建物の資産価値と所持金の合計点が各プレイヤーの持ち点となり、最も点数が高かったプレイヤーの勝利です!

以上が全体の説明です。イメージは掴んでいただけたでしょうか。
次は、各バージョンの世界観や違いについて解説していきます!

ナショナルエコノミー開発元のスパ帝国様はこちら

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