【バニラ(無印)】【メセナ】【グローリー】の3種類あるけど、どうちがうの?どれがおすすめ?
って迷っている方にそれぞれを比較しておすすめを紹介!
よくある質問ですが、これらは混ぜて遊ぶことは難しく、それぞれ同じルールの別物のゲームだと考えてくださいね。
ナショナルエコノミーって何?って方は以下を見てみてくださいね!
【マクロ経済ゲーム】ナショナルエコノミーの始め方
バニラ(無印)
初代ナショナルエコノミー、2015年発売です。
世界観としては最もベーシックで、ゲームは第一次産業の開拓から始まり、二次産業で少しずつ豊かにしていきます。
終盤に、ビル、鉄道、邸宅、不動産などの第三次産業を始めていくことで大量得点を目指していきます。
その一方、他の二つと比べると、カード一枚一枚の当たり外れがとっても大きいです。
例えば、倉庫、社宅、農協、などの売却負荷の建物は初期に来てもメリットは少なく、後半に来ても資産価値があまり大きくないため腐りがち。
一方、果樹園、レストラン、二胡市建設の爆発力はすさまじいです…!
1,2ターン目に果樹園を立てて守りきれれば、労働者を増やすことなく果樹園と家計の往復によって資産80$以上が可能です。
楽しくないですけどねー
3っつの中では最もシンプルな分、とっつきやすく、戦術を深く考えやすいです。
メセナ
ナショナルエコノミーの続編!
2017年発売です。
世界は少し発展しやすく、最終的に文化の熟成が求められている気がします。文化というと、具体的には大聖堂、博物館、植物園、観光牧場、の建設を目指していきます。
無印版と比べると、どのカードも建てて楽しみがあるのが特徴です。その分カード間のシナジーが重要視されているように感じますね。あとは、消費財がバナナだけでなくいろんな果実に代わっているところもワンポイント!
一番の変更点は、勝利点トークンの登場です!
イメージとしては、各プレイヤーの技術力の反映といった感じのようです。勝利点トークンは、宮大工、菜園、などの職場で獲得することができ、1枚1点の勝利点、3枚で10点になります。
また、技術力(勝利点トークン)があると、いろんな建物を低コストで建設可能になり、6枚あれば大聖堂(10コスト, 50点)を6コストで建設可能になります!
強いカードを挙げろと言われて出てくるカードとしては、やはり醸造所でしょう。次ターンの初めに手札に消費財を加えるという効果で、手札上限を無視してターンを開始できます。
さらに、観光牧場も建ててしまえば向かうところ敵なしです
3っつの中では比較的バランスよいと感じており、最後まで逆転可能なゲームになっていると思います!
グローリー
ナショナルエコノミー最新作!
2019年発売ですね。
今度の世界観は現実と少し離れた経済のシミュレーションゲームになってます!テーマとしてはスチームパンクとのことです。転送装置や機械人形といった夢のある建物がたくさんあり、勝っても負けてもプレイしてて楽しいことは多いです。
今回のゲームでは、メセナ以上に序盤の勝利点トークン獲得が重要になってきます。それは公共職場にも表れており、勝利点トークンと消費財1枚を獲得可能な遺跡という公共職場が登場します!
また、今作は高得点勝利を目指す明確なルートが各プレイヤーの建設する建物に決まっていきます。それをもとに自身の道を突き進むもよし、相手の邪魔をするもよし、といった感じで戦略性は最も高いかもしれません。
一番新しい点は、やはり機械人形の登場でしょう。給料を支払うことなく使える労働力です!これを早期に建てることができれば非常に動きやすくなります!
まとめ
今回は3作品それぞれをまとめてみました。
メセナ:比較的バランスよく、最後まで逆転可能なゲーム性!
グローリー:建てて楽しいカードがたくさん、勝ち筋は一番多そう!
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